丸久小山園の安心安全な取り組みと添加物で気を付けたい商品

丸久小山園は、元禄年間に創業し、300年以上も続く京都でも老舗の茶舗です。

丸久小山園の茶葉は、品質本位の茶づくりをモットーに、茶の栽培、製造から販売までを一貫して行っており、全国茶品評会においてはほぼ毎年受賞、さらには何度も1位に選ばれるなど、その実力は確かなものとされています。

そのため、茶道家元や神社仏閣をはじめ、料亭、旅館、茶愛好家などに選ばれているお茶やさんなのです。

まさに、プロに選ばれるお茶づくりをされているわけですが、こと一般人から見ると、いまいち有名と言い切れないところもあるのではないでしょうか。

京都で抹茶といえば、辻利や伊藤久右衛門などが誰でも知っているお茶やさんというイメージで、京都に住んでいる人や京都を観光されたことがある人なら、中村藤吉や一保堂茶舗などもわかるという人も多いことでしょう。

ただ、丸久小山園となると、本当にお茶にこだわりがないと、なかなかお目にかかれないお店に入るかと思います。

そんな丸久小山園ですが、お菓子つくりにおいても、抹茶を主役にしたお菓子が得意で、コアなファンをかかえていますが、その知名度はやはりほかのお茶やさんのお菓子に比べて押され気味です。

しかし、香料や着色料に頼らず、抹茶そのものの苦みや香りなどを活かしたお菓子つくりには定評があり、ここのお菓子が一番という人も多く、こだわりをもった人に選ばれているのも事実です。

特に、飴匠「京の飴醍醐」の熟練職人が、独自の平鍋で昔ながらの製法で、約10倍以上の時間をかけて作る水晶茶飴は、茶飴として、史上初めて全国菓子博覧会名誉総裁賞を受賞するほどの銘品となっています。

水晶茶飴は、昔ながらの製法で作られているだけでなく、使用している原材料も砂糖、水飴、抹茶のみで、添加物は一切使用されていません。

まさに、老舗にふさわしいお菓子といえるだけでなく、抹茶の粉が直接入った水晶茶飴はめずらしくもあるので、ぜひ、試してみてほしい一品なんです。

ただ、そこから味をしめてか、水晶茶飴に姉妹版として、濃茶水晶飴、おうす飴とだしてきました。

丸久小山園の水晶茶飴、濃茶水晶飴、おうす飴の違いは、

水晶茶飴は、高級抹茶を使用で、70g袋324円
濃茶水晶飴は、水晶茶飴よりもより濃い茶の最高級濃茶を使用で、70g袋486円、
おうす飴は、最高級薄茶を使用で、70g袋324円

となっており、原材料はすべて、砂糖・水飴・抹茶となっています。

水晶茶飴、濃茶水晶飴は、抹茶の粉を飴に直接入れた透明な飴なのに対し、おうす飴は、抹茶を溶かした飴となっています。

やはり、丸久小山園独自の飴として購入するなら、水晶茶飴、濃茶水晶飴がいいでしょう。

さらに、いただけないのが、紅梅と白梅の飴です。

紅梅は、抹茶を紫蘇の風味で包んだもので、白梅は、抹茶を梅の風味で包んだものですが、いずれも、「風味」というところがみそで、実際には、紫蘇も梅も使われておらず、酸味料と着色料と香料で作られています。

このあたりは、全く商売に走ったという風です。

安全に対する姿勢としては、公式サイトでは、原材料が記載されていなかったり、アレルギー表示がされていなかったりと若干不安が残ります。

また、記載されている住所も、販売している店舗で、
京都府京都市中京区西洞院通御池下ル西側
であったり、
京都府宇治市小倉町寺内86
であったり、と統一されていません。

このあたりは、取り扱い店の問題なのかもしれませんが、やはり、購入者としては、統一されていればいいのにと思います。

ちなみに、京都市内の住所は、宇治茶販売店に併設された茶寮がある、丸久小山園 西洞院店のもので、宇治市は、本社となっています。

また、宇治茶松露や

参考:宇治茶松露【京都】【丸久小山園】【松露】

久次郎煎餅は、

参考:久次郎煎餅【京都】【丸久小山園】【煎餅】

いずれの添加物も使用されていないので、安心して食べられるお菓子となっています。

また、宇治抹茶寒天ゼリーも、

参考:宇治抹茶寒天ゼリー【京都】【丸久小山園】【ゼリー】

添加物は、酸化防止剤(ビタミンC)のみなので、こちらも安心して食べられるお菓子となっています。

丸久小山園は、安心して食べられるお菓子も多く、昔ながらの製法を守っているといえそうですね。

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