一澤帆布のリュックは京都ではよく見かける？ランドセルとして採用で根付いていく！

帆布といえば、一澤帆布ですが、そのお膝元の京都では、どれくらい一澤帆布のリュックを見かけるのでしょう。

2001年の先代の死後、後継者をめぐりお家騒動があってからは、

・2006年に、三男が一澤信三郎帆布を、
・2010年には、四男が喜一澤(喜の本当の字は七を三つ合わせたもので、喜の草書体)を、

展開させており、現在、三男が一澤帆布を復活させ、現在、一澤信三郎帆布にて一澤帆布の取り扱いがあります。

一澤帆布や今は流れをくむ一澤信三郎帆布のバッグは、実店舗は京都にしかなく、通販は公式サイトのみで、楽天やamazonでは購入することができません。

しかし、実際には、京都では一澤帆布もしくは一澤信三郎帆布のリュックを背負っている人は、そんなに多くは見かけません。

なお、トートバッグとなると、たまに見かけることはあっても、よく見かけるということはありません。

たまたま見かけていないだけなのかもしれませんが、実は、トートバッグですら、そんなに京都では見かけるということはないといえます。

お店はいつも人でいっぱいですが、こと京都市内でとなると、あの熱気は感じられません。

持っている人は多いのかもしれませんし、使っていないだけという人もいることでしょうし、一概に、京都では、一澤帆布は人気がないいは言い切れませんが、現状、そんな印象です。

たまに、

・ママさんがマザーズリュックとして背負っている人
・お子さんが遠足に使用しているというケース
・大学生さんが通学用リュックにしている

など、リュックを背負っている人を見かけたことがありますが、
これらは、一澤信三郎帆布ではなく、一澤帆布のものである場合が多く、
しかも、長年使った際にあらわれる擦れて白くなった部分などが見られるので、昔に購入したものを長く愛用されているといったように感じられます。

そして、この長く使えるということからか、大阪市内の産婦人科では、出産祝いに、一澤製の帆布のトートバッグをマザーズバッグとしてプレゼントしているといいます。

産まれた記念として、そして、産まれたあとずっと使え、さらに、いずれ、その赤ちゃんが大きくなって、その子が持つようにとも願って、このかばんを贈っているようです。

また、京都の同志社小学校では、同志社小学校の通学かばんは、キャンバスリュックといわれるもので、一澤信三郎帆布製(一澤帆布)のランドセルが指定鞄とされています。

出典：一澤信三郎帆布

スクールカラーの紫色を使用した別注もので、小学校開校の1年前の2005年、学校側から、一澤帆布に、「同志社は幼稚園から大学まで制服がないので、小学校のランドセルくらいは統一したい」とのことで、ランドセルの作成の依頼があったそうです。

このときは、すでに、一澤帆布から一澤信三郎帆布になることが決まっていたそうですが、同志社側は、一澤信三郎さんにお願いしたいとのことで、一澤信三郎帆布にランドセルの作成の依頼が決まったそうです。

一澤信三郎さん自身も、同志社大学を卒業されているので、縁のようなものもあったのかもしれませんね。

その後、改良を重ね、今では、高学年用に、サイズの大きい新しいランドセルを開発するまでにいたっています。

低学年・中学年用

高学年用

出典：同志社小学校

そして、一澤信三郎帆布(一澤帆布)の製品は、そのシンプルなデザインと、丈夫さから、10年、20年、それ以上と、長く愛用する人が多いことでも有名ですが、こちらのランドセルもまた、卒業後もずっと愛用される生徒さんもおられるようです。

さらに、こちらのランドセルを気に入った親御さんが、自身のクリニックの開業記念品の手さげかばんを一澤信三郎帆布(一澤帆布)に発注したというエピソードもあります。

今後、同志社小学校を卒業されたお子さんが、やはり、一澤信三郎帆布(一澤帆布)のランドセルが忘れられないと、一澤信三郎帆布(一澤帆布)のリュックを手にすることもありそうですね。

このように、京都では、一澤信三郎帆布(一澤帆布)が生活に根付いていくといえそうですね。

楽天市場で【一澤帆布】のおすすめ商品はこちら